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おうちごはん 野の
Story
グルタミン酸ソーダが脳の発育に良いと某医者に言われ、信じてしまった親の下で、日常的に「味の素」を摂取し、幼少時には全身にストロフルスが出たり、その後も今思うとシャンプーや金属などにかぶれていました。
26歳の時に自然食に出会った頃には、痔の状態がひどくなり、医者にかかろうかと真剣に悩んでいました。
池田家の特徴なのか?!いいと思ったことは即始めるという傾向があり、その日には今まで使っていた調味料をすべて捨て、自然食生活をスタートさせました。
もちろん、シャンプーなども石鹸に変えたため、かぶれなどはそう時間がかからずに改善しましたが、痔が治るまでには1年間近くかかったように思います。
父が昔からの夢を実現させたのが60歳からでした。若い頃は、道東の方でパイロットファームなどもしてみたかったようなのですが、その頃は私達が小さく、母も体が弱いと思われていたので、長い間ブロック職人として働いていました。
ようやく簾舞の地に理想の土地を得、開墾が始まったのが今から28年ほど前です。
堆肥を得るため、養鶏も行い、化学肥料や農毒は一切使わずに、野菜を作ってきました。
1999年からは弟が「いけだ野」という自然食の引き売りを始め、今に至っています。
父が生前しみじみと言っていた言葉が、私の中に大きくありました。
「もう5年早く始めていれば、もっといろいろなことができた」と。
私は55歳からやりたいことをしようと思いつつ、何がしたいのか思いついたのが57歳のときでした。
なんとか58歳で養護学校の教員を早期退職し、ただいま夢に向かって準備中です!!
父の遺言となってしまった「うれしくて楽しくて、うれしくて楽しくてやってたらなーんも疲れない」の心境でいきます!!
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